坐骨神経痛はお尻を整体
しつこい痺れはお尻が硬くなっています!
痛みが続くとカラダのバランスも崩れていきますので、総合的な施術が大切です。
坐骨神経痛でお悩みのあなたへ
坐骨神経痛で辛いのは臀部から足にかけての痺れです。酷い場合には10メートルも歩くと痺れる。車に乗るとすぐに痺れてくる。などの症状があります。よく見られるケースとしては以下の2つがあります。
■原因1 梨状筋が硬くなる
お尻の筋肉はミルフィーユ状に何層にも重なっていて、深部には中臀筋や梨状筋などがあります。梨状筋はその奥に坐骨神経が通っていますので、ここが硬くなることで坐骨神経が圧迫されて痺れが出るタイプです。デスクワークや長距離運転などずっと座ったままの姿勢が続くと梨状筋が硬くなってきます。
肩や腰に比べてお尻の硬さは自覚しにくい部位ですので気が付かないポイントです。坐骨神経痛とは分けて「梨状筋症候群」と言われることも多くなってきました。診断については整形外科で判断してもらいましょう。
■原因2 椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは椎骨の間が狭くなり軟骨が飛び出て神経を圧迫している症状です。これも長時間同じ姿勢を続けることで発症するケースが多くあります。まずは整形外科などの専門機関で診察・治療を受けてみてください。その他「脊柱管狭窄症」「変形性腰椎証」なども原因になりえます。
対処法① 臀部・股関節の施術
梨状筋が硬くなっていることで痺れが出ている場合は臀部や股関節周辺の筋肉を緩めていきます。それに加えて「股関節への矯正」も行います。腰の矯正は痛みが出ている間は控えた方がいい場合がありますが、股関節の矯正は痺れを治めるのに役立つケースがあります。
対処法② 硬膜の緊張を緩める
硬膜という言葉は聞きなれないと思います。硬膜は脳を覆っている膜の一つでその内側(くも膜下腔)には「脳脊髄液」が流れています。脳脊髄液は栄養分を運び老廃物を除去するとうリンパシステムを持っていて、新陳代謝にも欠かせないものです。
イメージするならスーパーで売っている「豆腐パック」です。豆腐が脳、水が脳脊髄液、パックが硬膜という感じです。もし水が濁ってしまったら豆腐は腐りますよね。水の鮮度を保たなければならないように、脳脊髄液を循環させるのは大切な事なのです。
坐骨神経痛の場合には筋肉・骨格の歪みだけでなく硬膜の緊張・歪みも調整します。例えば「尻餅をついた」とか外的な衝撃があった場合、硬膜に緊張や歪みが生じます。そうすると脳脊髄液の生産に狂いが生じますので自然治癒力が低下すると考えられています。この機能を正常な状態に戻すのがクレニオセイクラルセラピーです。筋肉を緩めたり骨格を矯正するのとは全く異なる施術なのが大きな特徴です。ほんの僅かに皮膚に触れている程度の力加減ですので押されて痛いなどはありません。
硬膜の歪みは目に見えなく自覚症状にも現れません。しかも数年後に症状が出ることがありますから3年前に打った衝撃が今痛みとして出てくるというケースもあるわけです。坐骨神経痛の場合は筋骨格系に加えて硬膜の緊張も解放して改善につなげていくのが「クレニオ整体」コースです。